昨今のコロナウィルスおかげで皆様大変な思いをされているかと思いますが、ストレスに負けずに頑張って参りましょう。
さて、走ることが余り推奨されない今日この頃ですが、この時間を使って、貯まったフレームでも組み上げようか考えております。
さあ、そこでひとつ、部品のご提案です。
先日イギリスのとあるサイトで、新古品として販売されていたフレームを衝動買いしてしまったのですが、2005年頃のフレームと言うこともあり、ヘッドセットがインテグラルヘッド仕様でした。
インテグラルヘッドとは、フレーム剛性を上げるためベアリング口径を大きくして、またフレームにベアリング受けを組み込むことで軽量化を狙った仕様です。(と何かの本に書いて有ったような!)
衝動買いしたフレームには、Cane Creek IS6(当時の製品名)が付いておりましたので、IS41規格のヘッドセット仕様となります。
IS41は、Cane Creekが提唱した独自の規格ですので、Cane Creek、FSA、Wolf Tooth、Whiteindustries位しか製品がないのです。(各メーカーが、勝手に規格を提唱しておりました!)
元のヘッドセットは錆びておりましたため、仕方なく店長にお願いして新しくCane Creekのヘッドセットを仕入れてもらったのですが、昔からのお気に入りのChris Kingが諦められませんでした。
Chris Kingでは、上はIS41規格のヘッドセットはあるのですが、下がIS41規格の製品はないため、使うとしてもフロントフォーク側のベースプレートはCane Creekを使うしかないのかな、などと考えてまりました。
ある日、Chris KingのU.S.サイトを見ておりましたら、とある製品が目につきました。
Chris King ヘッドセット "Dropset 4”
日本の代理店であるMIZUTANIでは販売されておりませんが、上下IS42規格のヘッドセットです。
IS42は昔、Campagnoloが提唱した規格ですが、IS42規格ではベアリング外径がφ41.8mmであり、IS41規格では外径φ41.0mmのため、誤差の範囲で使えるかなぁ・・・・?
なんて考えておりました。
ところが、分解図を見ていると・・・。
"Dropset4"のベースプレートの型番が、1-1/8サイズのヘッドセットと同じ型番(PHS430)だったのです。
と言うことは、Chris Kingの上がIS41規格のヘッドセットとIS41規格のベアリングを入手できれば、手持ちの1-1/8サイズに使っているベースプレートと合わせて、Chris Kingの上下IS41規格のヘッドセットができることが判りました!
早速、昨年11月に生産終了された"Dropset1"(上がIS41規格、下がIS52規格)とIS41規格のベアリングを購入いたしました。
ということで、
Chris King "Dropset1"
これにIS41規格のベアリングとベースプレートを合わせると
Chris King IS41規格のヘッドセットの出来上がり!
と言うことで、IS41規格のフレームをお持ちの方、Chris Kingのヘッドセットが使えますよ!如何でしょう!
(下側IS52のベアリングとベースプレートが不要となりますが!)
これを早速組み付けようかと考えております!
組み上げましたら、またご報告いたします。
(おかげで、予備も合わせてCane CreekのIS41規格のヘッドセットが2つも余ってしまいました。)
P.S.生産終了した"Dropset1"は、もう在庫品しかありませんが、同じ規格の現行品である"Dropset3"でも使えます!
ところでIS41規格なんて、10年以上も前の規格のフレームなんてお持ちでは無いですかね。
私が入手したフレームは金属疲労しにくい、ワンパターンのあの素材です。
(当時、購入を考えていたら、代理店が倒産してしまいました!)
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