さて、8年ぶりとなりますが、これは何でしょうか?
もちろん、自転車関係です!?
一枚折れておりますが、理由は後日!!
これはチタンフレームで有名なアメリカは『Litespeed』のヘッドバッジです。
今は、ほぼシールになってしまいましたが、10年位前は、このようなバッジが「両面テープ」で付けられていました。
このメーカはクロモリ全盛期の80年代後半からチタンフレームを作っているメーカーですが、『Litespeed』としては、『La Tour De France』や『Giro d'Italia』などの有名なレースで走ったことはありません。
ただ90年代は大人の事情で、『TREK』や『Bianchi』、『Eddy Merckx』などに塗られて走ったことは何度もあります。(あのLance Armstrong が『La Tour』のTTでぶっちぎって勝った時も、『TREK』に塗られた『Litespeed』でした。)
カーボン全盛期の今では、もうレースで見かけることはありませんが、やはり少しでも『軽量化』を目指したからでしょうか。(今ではLitespeedもカーボンフレームを作っておりますが!)
でもLitespeedは、64チタンをよく使われているのですが、世界中でも64チタンのパイプ材では生産されていないため、(チタン材の中で)固い板をパイプ化して、さらにフレームに溶接しているせいか、金属疲労などで結構『割れる』と言う事例を聞いたことがあります。(チタンは一応、金属疲労しにくい金属です。)
まあ、理論上は『熱処理』(焼きなまし)を行えば良いはずですが、設備もない素人には無理な話です。
次のこれはお分かりですか?
今はキーホルダーとなってしまいましたが!
これはイタリアのリムメーカー『NISI』のギャランティバッジです。
今も、昔もリムに貼ってあるメーカー名のシール(ギャランティシール)ですが、70年代の『NISI』はこのようなアルミ製のバッジが接着されておりました。
シールですと、古くなると剥がれてきてしまいますが、このようなバッジですと今でも元気(?)です。
私は、このメーカーでは『カウンタック』をよく使っておりましたが、どちらかと言うと『やわらかい』感触のリムだったことを覚えております。(アルマイト処理されているリムで、写真のリムとは違います。)
当時は『MAVIC』の『GP-4』がよく売れてました。(丈夫でした!)
でも、このキーホルダーのリム(の切れ端!)も、ちゃんと『NISI』ですよ!
これを見たら、『NISI』の『片ハトメ』が解かりますか?(Sludi Mod 290 です)
みなさんも自転車好きなら、EDC(Everyday Cariing:普段使い←ライトマニア用語です)に何か御一つ如何ですか?