2020年4月30日木曜日

その名は”Cyrene"

ども、皆さんお元気ですか。

新型コロナのおかげで、自宅で過ごす日々が続きますが、如何お過ごしですか。


さて本日は、自宅で最近配送が遅れ気味の〇mazonで買ったDVDを見ているのも飽きたので、庭先で久しぶりに自転車をいじっておりました。
(本日発売したThe Rise of SkyWalkerなんか、いまだに発送もされておりません!)

4台目のMerlinとなります。
以前、RS-Rを入手した際に、”4台目”とこのBlogでご紹介いたしましたが、ヘッドが1inchのExtraLightを友人に譲りましたため、これで4台となります。


Merlin Cyrene(後ろにバラバラになったExtraLightが映っておりますが!)


このCyreneは、私が大阪にいた約10年前に日本限定10台のミニベロモデルを見る機会が有り、フレームサイズ51cmのミニベロは、私にはサイズが小さく乗るのは無理でしたが、同じ仕様のロードフレームの購入を考えるようになっておりました。

購入資金の調達をいろいろと模索していたころ、当時の輸入代理店である〇レッセコーポレーションが急遽倒産したため入手することが叶いませんでした。それ以降、日本での代理店はありません。

当時のMerlin Metalworks Inc.も、American Bicycle Groupから2011年に身売りされて会社自体が無くなってしまいました。(同じグループの"Litespeed"や"Quintana Roo"は、今でもありますが。)
でも、2018年に新生Merlin titanium bikes.が発表され、 ネットではありますが、U.S.から入手はできるようになりました。


それが先日、EnglandのとあるショップのHPに”廃盤モデルの新古フレーム”として、このCyreneが販売されているのを見つけて、思わず購入してしまった次第です。(送付に約1か月、送料に約4万円掛かってしまいましたが!)

で!なぜ、このフレームが欲しかったのかと言うと!


文字はデカールでは無く、すべて彫刻なのです!(唐草模様(?)も含めて!)



当然、Merlinも彫刻!



パイプの材質名も彫刻!



ヘッドマークも勿論、彫刻です!


最初にこの彫刻を見たときに、「デカールみたいに”剥げない”けど、目立たないなぁ。」くらいにしか思っていなかったのですが、最近ネットで画像を見かけることがあり、特にU.S.のサイトでは、さらに彫刻を入れているCyreneを見かけると、やっぱり欲しくなって、"中古でも!"と思い探しておりました。(メーカー純正でこのように全体を彫刻をしているのは、私が知る限り、このCyreneだけです。)

今回組み上げるに当たり、ExtraLightよりCampagnoloの80周年を含め、ほとんどのパーツを移設しましたが、約7.8㎏で仕上がり、ExtraLightより約200gの増量となってしまいました。(彫刻を行うためにパイプが”厚い”のかもしれません!)

当時の販売価格は、ExtraLightよりも下のクラスでした。(でも定価は、50万円を雄に超えておりましたが!)

フレームサイズは同じ(55㎝)なのですが、シートピラーがφ31.6からφ27.2となり、またインテグラルヘッドになったことなど100%の移設ではありません。

これでExtraLightは、当分倉庫(?)行きとなります。(もう完成車を置くところがありません!)



ただこのCyreneですが、どうも細かいところの作り方が他のMerlinと違うため、ちょっと「ん~!!」的な思いがあります!


どこが違うかと言うと!

1.他のMerlinは、90年代だろうと2000年以降のフレームでも、シートパイプ内にアルミのインナーパイプが入っておりますが(シートピラーの焼き付き防止?)、このCyreneには入っておりません。

2.フレームヘッドのDerailer用アウター受けを止める部分にネジが切っておらず、ナットを入れて引っかかっているだけです。

3.他のフレームは、ヘッド、BB部、エンドのみだけに刻印が入っているが、フレーム全体に刻印を入れるために・・・。(但し、2004年くらいまでのCyreneに彫刻はなく、すべてデカールでした。)


ひょっとして、「また”大人の事情”で違うところが作っているのでは?」なんて考えてしまいます。


”大人の事情”と申しますと、有名なところでは1999年のTour de FranceでのT.T.でぶっちぎりの優勝をした"Lance Edward Armstrong"(後日ドーピングを自白して、すべての優勝を剥奪されましたが!)が乗っていたのは、当時株主でもあった、〇REKの名が入ったチタン製エアロバイクでしたが、中身は〇itespeed社製フレームでした。(当然そのような契約がされていたはずです。)

ちなみに、当時の〇REKだけではなく、〇ianchi、〇ddy Merckxなどのチタンフレームも〇itespeedが作っておりました。

自転車業界では、生産委託やOEMは、よくある話のようです。


もしかしてこのCyreneも、Merlin製ではなく、実は・・・。(わかりませんが!)



とは言え、今年のGWは、このフレームをいじって遊ぼうかと考えております。




P.S.そうだ、このフレームも組み上げないと!

Litespeed!!




2020年4月19日日曜日

ご提案!

ども、皆さんお元気ですか。
昨今のコロナウィルスおかげで皆様大変な思いをされているかと思いますが、ストレスに負けずに頑張って参りましょう。
さて、走ることが余り推奨されない今日この頃ですが、この時間を使って、貯まったフレームでも組み上げようか考えております。


さあ、そこでひとつ、部品のご提案です。

先日イギリスのとあるサイトで、新古品として販売されていたフレームを衝動買いしてしまったのですが、2005年頃のフレームと言うこともあり、ヘッドセットがインテグラルヘッド仕様でした。
インテグラルヘッドとは、フレーム剛性を上げるためベアリング口径を大きくして、またフレームにベアリング受けを組み込むことで軽量化を狙った仕様です。(と何かの本に書いて有ったような!)
衝動買いしたフレームには、Cane Creek IS6(当時の製品名)が付いておりましたので、IS41規格のヘッドセット仕様となります。
IS41は、Cane Creekが提唱した独自の規格ですので、Cane Creek、FSA、Wolf Tooth、Whiteindustries位しか製品がないのです。(各メーカーが、勝手に規格を提唱しておりました!)
元のヘッドセットは錆びておりましたため、仕方なく店長にお願いして新しくCane Creekのヘッドセットを仕入れてもらったのですが、昔からのお気に入りのChris Kingが諦められませんでした。

Chris Kingでは、上はIS41規格のヘッドセットはあるのですが、下がIS41規格の製品はないため、使うとしてもフロントフォーク側のベースプレートはCane Creekを使うしかないのかな、などと考えてまりました。

ある日、Chris KingのU.S.サイトを見ておりましたら、とある製品が目につきました。


Chris King ヘッドセット "Dropset 4”


日本の代理店であるMIZUTANIでは販売されておりませんが、上下IS42規格のヘッドセットです。
IS42は昔、Campagnoloが提唱した規格ですが、IS42規格ではベアリング外径がφ41.8mmであり、IS41規格では外径φ41.0mmのため、誤差の範囲で使えるかなぁ・・・・?
なんて考えておりました。


ところが、分解図を見ていると・・・。


"Dropset4"のベースプレートの型番が、1-1/8サイズのヘッドセットと同じ型番(PHS430)だったのです。

と言うことは、Chris Kingの上がIS41規格のヘッドセットとIS41規格のベアリングを入手できれば、手持ちの1-1/8サイズに使っているベースプレートと合わせて、Chris Kingの上下IS41規格のヘッドセットができることが判りました!

早速、昨年11月に生産終了された"Dropset1"(上がIS41規格、下がIS52規格)とIS41規格のベアリングを購入いたしました。


ということで、


Chris King  "Dropset1"


これにIS41規格のベアリングとベースプレートを合わせると

Chris King IS41規格のヘッドセットの出来上がり!



と言うことで、IS41規格のフレームをお持ちの方、Chris Kingのヘッドセットが使えますよ!如何でしょう!
(下側IS52のベアリングとベースプレートが不要となりますが!)


これを早速組み付けようかと考えております!


組み上げましたら、またご報告いたします。
(おかげで、予備も合わせてCane CreekのIS41規格のヘッドセットが2つも余ってしまいました。)



P.S.生産終了した"Dropset1"は、もう在庫品しかありませんが、同じ規格の現行品である"Dropset3"でも使えます!

ところでIS41規格なんて、10年以上も前の規格のフレームなんてお持ちでは無いですかね。
私が入手したフレームは金属疲労しにくい、ワンパターンのあの素材です。
(当時、購入を考えていたら、代理店が倒産してしまいました!)