2012年11月20日火曜日

あの、フレームの材質は?

ども、走ってますか?

寒くなると、どうも走るのが億劫になって・・・・・・
(そんなに走っているかって?)

さて、今日会社の喫煙所で自転車仲間と話していた時に出た一言が気になりUPさせていただきました。

「鉄のフレームは堅いから速く走れる!」
「えっ、なんで!?」
「だって雑誌に書いてあった!」
「そのパイプの種類は?」
「パイプに種類ってあるの?」
「・・・・・・・・・」

そうですね、カーボン全盛の今ではパイプを作っているメーカーも種類も少なくなりましたね。

昔のカタログデータですが、「石渡」という会社が作っていた「015」という自転車用パイプ1台分、未カットで1780g、「024」というパイプで2350gありました。

パイプの外径、長さは一緒ですから、厚さだけで約500gも違うことになります。

当然強度も変わりますから、立ち漕ぎをすると「柔かい」「堅い」という違いもハッキリ解ります。

またイタリアのコロンバス社「SL」、イギリスのレイノルズ社「753」などは、軽くて堅く、レーサーに好んで使われたのですが、火を掛け過ぎると割れてしまうという難点もあり、ビルダー泣かせだったそうです。

では「鉄」が一番堅いのでしょうか?

実際には、材質だけでは解かりません。

たとえアルミでも、種類(7000系、6000系)や熱処理(T2、T4)によっても堅さは変わりますし、チタンでも材質(3/2.5系、6/4系)で違います。

カーボンが一番顕著に堅さは異なります。
グニャグニャの釣竿から何百トンある旅客機の主翼まで、同じ炭素製繊維をエポキシ系樹脂で固めたものです。(繊維や樹脂の種類、作り方は違うと思うのですが!)

またパイプの太さや厚さでも顕著に異なります。

では堅いフレームは良いのでしょうか?乗りやすいのでしょうか?

堅いフレームであれば、一般的にはハイスピードのスプリントや下り坂(ジョー式だとヒル・ダウン?)などではコーナー取りは決まり、踏むだけ前に出ると言われてますが、長距離はその堅さのため疲やすいです。

カーボンなどのよじれる?反発する?フレームであれば、一般的に長距離は堅いフレームより楽に走れ、反発を利用しての立ち漕ぎも可能です。

結局は個人の好みですよね!


ところで、グダグダと書かせていただきましたが、何が言いたいのかと言いますと・・・・・

最近は、雑誌やネットも増え、色々な情報は入ってきます。

それが自分に合った情報かどうかは解かりません。

あくまでも情報は参考として、実際にお店に行って見てみましょう。店員の人と話してみましょう。
自分が欲しいものが必ず置いてあるとは限りませんが、店員さんと話すことで違うものが見つかるかも知れません!(でも最終的にはお財布とのご相談ですが!)


ねっ!店長!


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