2011年8月20日土曜日

これは何でしょう?(その4)

 今日は。

さてワンパターンではありますが、これは何でしょう!



見慣れない変速機かもしれませんが、シマノ製です。



 これは数年前に限定で販売されたシマノの「エアーラインズ」というダウンヒル専用の空気圧力動作の変速機です。

 ダウンヒルバイクにアルミ製のボンベをつけ、MAX9.8kg/cm3の圧縮空気を入れて、その圧力で変速機を動かす機構です。

 変速はハンドルの左右に付けたレバーで操作しますが、動作する度に「プシュー」「プシュー」という音とともに結構素早く変速したのを覚えております。

 スプロケットは、通常のフリーボディに7速の専用スプロケットを使っておりました。

 これを付けたダウンヒルバイクで、当時、富士見のコースで走ったのですが、最近ダウンヒルは行っていないですね。

 でもこの変速機ですが、変速に圧縮空気を使うため、使えば使うほどボンベの空気は無くなり、圧力が無くなれば、変速は出来なくなります!

 富士見Cコースを1本下ると圧力計(付いております!)が残量1/3程度になり、走行後の空気を入れる事が結構大変でした。

 手押しポンプではMAXまでいれるのは結構辛く、パンク修理用のCO2ボンベを1度に3本くらい使って空気を入れておりました。(コストパフォーマンスは悪いですけど!)

 注目度は抜群でしたが、結構高価であり、夏のボーナスを注ぎ込んで買ったのを覚えております。

 シマノさんは電動のDi2のまえに、こんな空気動作の変速機を作っていたのですね。

 今も動くかどうかは確かめておりませんが、アウター、ワイヤーの代わりとなる専用の空気ホースは今でも入手できるのでしょうか?

こんな箱に入っておりました。

 えっ!?なんで2箱有るかって? なぜ1つは使っていないかってぇ?

 ふっ、ふっ、ふっ、それはだね明智君、昔から「タヌキ」と呼ばれたコレクターは必ず「予備」を買っておく者なのだよぉ! へっ、へっ、へっ~!

 と言いますか、空気圧力が無くなると動かなくなる変速機なんて、町中では使い道が無く、買ったままとなっております。(グスン!)

P.S.「タヌキ」のおかげで、今となっては使い道の無くなったパーツが山ほど・・・・・・

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